サッカー
試合時間
日本代表戦の試合時間
オリンピックやワールドカップなど、サッカー日本代表が行う公式試合の試合時間は、前半・後半それぞれ45分、合計90分です。
前半・後半の間のインターバル(ハーフタイム)は15分となっています。
高校サッカー(U-18)の試合時間
高校サッカー(U-18)の試合時間は、前半・後半それぞれ40分、合計80分が基本で、前半・後半の間のインターバル(ハーフタイム)は10分間に設定されています。
ただし、「全国高等学校サッカー選手権大会」の準決勝および決勝戦は、日本代表戦と同じく前半・後半それぞれ45分、合計90分、インターバル(ハーフタイム)は15分で行われます。
中学サッカー(U-15)の試合時間
中学サッカー(U-15)の試合時間は、前半・後半それぞれ30分、合計60分となっています。
前半・後半の間のインターバル(ハーフタイム)は10分です。
少年サッカー(U-12)の試合時間
少年サッカー(U-12)の試合時間は、前半・後半それぞれ20分、合計40分で行われます。
前半・後半の間のインターバル(ハーフタイム)は、中学サッカー同様10分です。
アディショナルタイム
アディショナルタイムとは、「試合が中断された時間分を延長する時間」です。
アディショナルタイムに加えられる時間としては、以下のようなものがあります。
- 選手交代
- 負傷した選手の程度の判断やフィールドからの退出
- 時間の浪費
- イエローカードやレッドカードなどの懲戒の罰則
- VAR(※)のチェックやレビュー
- 飲水タイムやクーリングブレイクなど競技会規定で認められる医療上の理由による停止
- ゴールパフォーマンスなどのプレーの再開を著しく遅らせる行為
※VAR:ビデオアシスタントレフェリーの略称で、別室で映像を見ながらフィールドの審判員をサポートする役割を担っている。
アディショナルタイムは、主審によって計測されます。
延長戦
サッカーの試合では、前半・後半とアディショナルタイムを終えても、勝敗が決まらないことがあります。
このような場合、引き分けとして試合終了とすることもありますが、ワールドカップの決勝トーナメントなど、勝敗を決定しなければならないサッカーの試合では、さらに延長戦が行われます。
サッカーの延長戦の試合時間は、前半・後半それぞれ15分以内、合計30分までです。
また、延長戦の試合時間も年代ごとに差があり、高校生は前半・後半それぞれ10分の合計20分、中学生・小学生は前半・後半それぞれ5分の合計10分となっています。
PK戦
サッカーの試合で延長戦を行わない場合、そのまま引き分けとせずPK(ペナルティーキック)戦を行うケースもあります。
また、延長戦を実施してもなお勝敗が決定しない場合にも、PK戦が行われます。
PK戦では、1本ごとに選手を変えながら各チームが1本ずつ交互に計5本ずつキックを行うのが基本で、5本ずつキックを終えた時点でより多く得点をしたチームが勝ちとなります。
また、その時点で同点の場合には6本目に入ります。
6本目以降は一方のチームが得点を決め、もう一方のチームが失敗をした時点で勝敗が決定し、試合時間の制限はありません。
参考資料
- サッカーの試合時間や延長のルールを解説【日本代表・高校生・中学生・小学生】 https://www.descente.co.jp/media/sports/soccer/22674/