たまり醤油とは、原料の大豆を蒸して麹を加え、できた味噌玉を1年間以上発酵させて作られる醤油のこと。江戸時代のころまでは醤油といえばたまり醤油のことと言われるほど、メジャーな調味料でした。現在では三重、愛知、岐阜の東海地方3県や九州地方でおもに生産されています。 たまり醤油はもともと、東海地方特産の豆味噌づくりから生まれたようです。豆味噌を作る過程で出た液体が桶の底にたまり、これを取り出したのが始まりと言われています。[1]

たまり醤油の使い方

たまり醤油は、いったいどのように使えば、その旨味やコクを活かすことができるのでしょうか。基本的に濃口醤油と同じように使うことができます。

魚料理(煮魚や照焼き)、焼き鳥のタレ、佃煮など、コクを出したいというときにおすすめです。魚の生臭みを抑える効果もあるため、刺身に合う醤油としても知られており、特にしっかりとした味わいの赤身によく合います。

また、旨味があり濃厚なため、濃口醤油と比べると少量で満足できることから、塩分が気になる方にもおすすめです。[2]

用途

寿司や刺身、照り焼きなど。

参考資料

  1. たまり醤油とは?醤油との違いや代用の仕方についてもご紹介 | クラシル  https://www.kurashiru.com/articles/dafe88e0-b595-4c07-8fc3-fb1bebeac93f

脚注

  1. たまり醤油とは?醤油との違いや代用の仕方についてもご紹介 | クラシル  https://www.kurashiru.com/articles/dafe88e0-b595-4c07-8fc3-fb1bebeac93f
  2. 料理の幅がUP!たまり醤油の「使い方・作り方・代用品」徹底ガイド - macaroni  https://macaro-ni.jp/41226#heading-1589675