日本茶

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日本茶の種類[1]

普通煎茶

普通煎茶は一般に煎茶と呼ばれ、標準的蒸し時間であることから、普通(蒸し)煎茶と分類される。

深蒸し煎茶

普通煎茶に比べ生葉の蒸し時間を2〜3倍長くして製造した茶。蒸し時間が長いため形状は細かくなるが、渋味が抑えられ、濃厚な味が特徴である。

蒸し製玉緑茶

煎茶の製造のうち、葉の形状を整える精揉工程を省略した勾玉状の形状をした茶。グリ茶とも呼ばれる。さっぱりとした味が特徴である。

釜炒り製玉緑茶

生葉を釜で炒ってから製造した茶。一般に釜炒り茶と呼ばれる。精揉機を使用しないため形状が勾玉状。渋味が少なく、香ばしい釜香とすっきりとした味が特徴である。

玉露

一番茶の新芽が伸び出した頃より20日程、日光を遮った茶園(覆下園)で栽培した生葉を煎茶と同様の工程で製造した茶。うま味が強く、苦渋味が少ない。覆い香が特徴。

かぶせ茶

一番茶の摘採前7日前後から茶園を覆って 栽培した生葉を、煎茶と同様の工程で製造した茶。玉露と普通煎茶の中間的存在。

碾茶

玉露と同様に覆下園で栽培した生葉を、蒸してから揉まずに乾燥し、茎や葉脈を除いたもの。これを臼で挽いて抹茶とする。

抹茶

碾茶を茶臼で挽いて1〜20μmの微粉末にしたもの。茶筅(ちゃせん)で撹拌して飲む他、最近は菓子等への使用が増加している。

番茶

一般に新芽が伸びて硬くなった茶や古葉、茎などを原料として製造した茶。この他に地方特有の番茶がある。晩茶ともいう。

焙じ茶

下級の煎茶や番茶などを強火で焙じて作った茶。香ばしい香りと味が特徴。高熱で焙じるとカフェインは昇華し、少なくなる。

淹れ方[2]

煎茶

さわやかな香りと、うま味・甘味・渋味があるのが煎茶の特徴です。

お湯の温度は上級茶で70℃、中級煎茶で80〜90℃くらいが適しています。

二煎目も美味しくいれるためには、一煎目を注いだあとの急須の中に、お湯を残さないのがポイントです。

番茶・焙じ茶

サラッとした味や香りが特徴の番茶や焙じ茶は、熱い湯を急須(土瓶)に直接注ぎ、30秒くらいで茶碗に注ぎ分けます。茶碗は厚手のものがよいでしょう。


深蒸し煎茶のいれ方(2人分)[3]

おいしさの目安
茶葉の量 湯の温度 湯の量 浸出時間
4g 80℃ 150〜200ml 約30秒


参考資料

  1. NPO法人日本茶インストラクター協会  https://www.nihoncha-inst.com/
  2. お茶百科  http://www.ocha.tv/

脚注

  1. 「茶」とは・お茶の種類|NPO法人日本茶インストラクター協会  https://www.nihoncha-inst.com/basic/basic2.html
  2. 「茶」とは・日本茶の淹れ方|NPO法人日本茶インストラクター協会  https://www.nihoncha-inst.com/basic/basic5.html
  3. 深蒸し煎茶のおいしいいれ方|お茶のおいしいいれ方|お茶百科  http://www.ocha.tv/how_to_brew/nihoncha/hukamushi/