「自律神経」の版間の差分
Kshigeyama (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
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スマホやパソコンの画面から出るブルーライトは、目に見える光の波長の中で体内時計を遅らせる効果が最も強い光だといわれています。寝る直前までスマホを見ていると睡眠の妨げになる可能性があるため、寝る前には見ないようにすることが大切です。またスマホからはブルーライトの光だけでなく、たくさんの情報も入ってきます。寝る前にそうした大量の情報を見てしまうと、興奮して寝付きにくくなります。また、スマホがそばにあると着信音や振動で眠りが浅くなります。睡眠の質の低下につながるので、寝る前にスマホを見るのを避けるだけでなく、寝床のそばにスマホを置くのもやめることをおすすめします。</blockquote> | スマホやパソコンの画面から出るブルーライトは、目に見える光の波長の中で体内時計を遅らせる効果が最も強い光だといわれています。寝る直前までスマホを見ていると睡眠の妨げになる可能性があるため、寝る前には見ないようにすることが大切です。またスマホからはブルーライトの光だけでなく、たくさんの情報も入ってきます。寝る前にそうした大量の情報を見てしまうと、興奮して寝付きにくくなります。また、スマホがそばにあると着信音や振動で眠りが浅くなります。睡眠の質の低下につながるので、寝る前にスマホを見るのを避けるだけでなく、寝床のそばにスマホを置くのもやめることをおすすめします。</blockquote> | ||
== 自律神経を整える、食べ物&ハーブ == | |||
=== 交感神経優位の場合には、ハーブティー === | |||
==== パッションフラワー ==== | |||
パッションフラワーは精神を安定させ、安眠に導く作用をもつといわれるハーブです。寝つきが悪い人、ちょっとした音や光で目が覚めてしまうという人におすすめです。ハーブティーにすると、くせのない草木の香りが心地よい味わいをもたらしてくれます。 | |||
==== リンデン ==== | |||
リンデンは高ぶった気持ちを鎮め、体を温めて緊張でこわばった心や体をほぐす作用があるといわれています。ハーブティーにすると上品で甘い香りがします。寝る前に飲むと、ストレスや不安を抑えてくれるため、安眠しやすくなります。 | |||
==== ジャーマンカモミール ==== | |||
ジャーマンカモミールは高いリラックス効果があるとされる、代表的な家庭用ハーブです。ストレスや不安、怒りなどを落ち着かせる他、内臓機能も整えるといわれています。カモミールティーはスーパーなどでもティーバッグとして売られているほど一般的で、甘みがあって飲みやすいため、ハーブ初心者にもおすすめです。 | |||
==== レモンバーム ==== | |||
レモンバームは悲しみや心配を和らげ、気持ちを明るくするハーブとして古くから用いられています。先々に不安がある人やストレスの影響で月経のリズムが乱れやすい人に効果的です。ハーブティーにすると酸味がなく、ふんわりとした後味を楽しめます。 | |||
=== 交感神経を活性化するには、自律神経を整える食べ物 === | |||
==== 香味野菜 ==== | |||
香味野菜とは香りを添え、料理の味を引き立てるための野菜のことです。ショウガ、玉ねぎ、にんにく、ニラなど、辛みやパンチのある味わいの野菜が多く、食べると辛み成分が血流を促し、交感神経を活性化させていきます。料理のトッピングや隠し味として加えるなど、手軽に取り入れていきましょう。 | |||
==== ビタミンEが豊富な食べ物 ==== | |||
ビタミンEは手足の先端にあるような細い血管を拡張し、血流を促す作用があるといわれています。ビタミンEが豊富な食べ物は、手足の冷えが気になる人にはおすすめです。ビタミンEは、うなぎ、ナッツ類、グレープシードオイル、ひまわり油、米油などに多く含まれます。 | |||
==== スパイスや生薬 ==== | |||
スパイスや漢方生薬も交感神経を活性化させるのに役立ちます。巡りをよくして、血圧の低下にも役立つ「ヒハツ」、体と心を温める効果がある「ナツメ」、血流を改善する効果があるクロセチンを含む「クチナシ(山梔子:サンシシ)」などを料理に振りかけたり、スープに入れたりして活用しましょう。 | |||